受験小6のクラスの授業前に
生徒さんから話を聞く時間があります

塾によって、授業前の空気というのは
違うかもしれませんが

青藍では、よく
「××先生!」
という形で声がかかります

過去問のこと
志望校のこと
成績のこと

その日によって
いろいろな質問が飛び交います

そんな話の中で
「ストレス」という話題が出ました

受験生活をしていると、
少なからずストレスが出る
イライラしたり
追い詰められた気分になったり

問題は、そのあとの
自分の行動

時には、それが
お家の方に向かっていってしまったり
(親子ゲンカ)
またはお友達とのトラブルの元に
なったりする…

ただ、それは
受験ストレスで片づけて
しまっていいのか?と

この時期になれば、
やりたいことの一つや二つを
我慢して受験勉強に時間を費やさないと
いけません

それは、確かに
ストレスが溜まる事だと思います

ただ、問題はそのストレスを
ぶつけていいのかどうか、ということ

高校受験であれば、
誰もが向かう道です
でも、中学受験はそうじゃない

少なくとも
中学受験はしなくてもいいという選択肢があることが
分かっていて、
それを選んでやっている

そして、そのために
時間やエネルギーを注いできている

そうであるならば、
受験を「やっている」のではなくお家の方の
応援のもと「やらせて頂いている」ということでは
ないか?と

受験生だからと言って、
イライラすることが
当たり前ではいけないね、
という話になりました

ご家庭の方針によっては、
受験生だから洗濯物たたまなくていいよ、とか
お風呂掃除はしなくていいよ、とか
あるかと思います

ただ、今まで青藍の受験生の中には
家から帰ってきたら
黙って、家族全員の靴をきちんと揃えて
家に上がる事を続けていた受験生

お風呂掃除は必ずやっていた受験生

ゴミ出しは自分の仕事だと
きちんと学校に行く前、出していた受験生

受験生だからといって、
ご家庭で特別扱いすることなく
そして自分自身もそういうスタイルでなく
受験を乗り越えて行った生徒さんたちがいます

クラスでも、
「ストレス」があるのは分かる
でも、それを正当化していまうのは
どうだろうか?

という話になりました

小学生でそこまで考えて
受験をすることは難しいかもしれません

でも、どこかに
お家の方の協力があってこそ、
成り立つものであること

どこかにその気持ちがあれば
取り組みも、少し違ってくるのではないかと
思います

1日1日大切になってきているからこそ
子ども達と共に受験を乗り越えていきたいと
思います

(文責・林マ)