昨日のことです。
突然、高校3年生の卒塾生が顔を見せてくれました。
「どうしたの?」
と聞くと、
「大学、合格しました!」と
一言。
某大学の理工学部、合格を頂けたと
嬉しい報告を受けました。
嬉しかったのは、
それだけではありません。
「これ・・・」
と言ってその生徒さんが取り出したもの。
小さなミニダルマ。
これは、中学受験の時に
イベントの参加賞として塾からお渡ししたもの。
塾長から受験で合格したら片目を入れるようにと
聞いていたと
その生徒さんは、合格は頂けたものの
「もう少し頑張れたのではないか」と
悔しさが残る中学受験だったそうで
もう片方の目を入れないまま
6年、持ち続けてくれていたのでした
そして今回。
自分でも納得のいく合格が頂けたとのこと。
「入れられなかった片目を、ここで入れていいですか?」
と言い、塾に来てくれました。
まさに6年越し。
その生徒さんにペンを渡し、
もう片方の目を入れる時を
見守ります。
両目の入ったダルマ。
彼自身の成長を感じた瞬間でもあり、
この6年間で彼が得たものの大きさを
感じさせるものでもありました。
いよいよ来春から
大学生。
職員一同、
これからのご活躍を願っております!!