4月29日は昭和の日ですが、
青藍学院では、
30年前から、毎年この昭和の日(旧みどりの日)に
高尾山に登っています

ふだん、教室でしか見ていない
生徒さんの別の一面が
見られたり

一緒に山登りすることで
クラスの仲間同士
距離がグッと近くなったりと
高尾山に登る前と後では、
関係が変化したり、ということがあります

ただ。
昨年は緊急事態宣言もあり、
高尾山は中止になりました
また、今年もです。

とても残念ですが、
先日、ヨーロッパに在住する保護者の方と
お話する機会がありました

そこで聞いたのが
「この1年間、小学校、中学校がずっとオンラインだ」
ということです

絶句してしまいました

昨年、緊急事態宣言が出された時、
4月の第2週目からオンライン授業を開始し、
6月までの、約2ヶ月
オンライン授業をしてきました

そこで感じたのは、
「対面授業」の大切さです

だからこそ、一年間ずっと学校に通えない子供達が
いること。またその状況が今だに続いていることに
ショックを受けました。

そして、
まだ日本は通学できていること
とっても有り難いことだな、と
改めて思ったりもしました。

現場に立っていて、
大学・高校生よりも
小学・中学生の方が、オンラインで
授業をすることが難しいのではないかと
思います

10代前半の子供たちにとって
同じ空間で、色んな性格の子供たちと、
同時に刺激を受けながら生活するということが
勉強だけでなく、
身体的にも、精神的にも
影響が大きいと感じるからです

高尾山は残念ながら
中止ですが、
どんな形でも
学校に通えたり、
塾で一緒に勉強できたり、

この大事な日常を
少しでも守っていきたいな、と
改めて思っています

高尾山は中止ですが、
それでも、
大事な日常を守っていくために
一人一人が気をつけてこれから
生活できたらと思います