この時期になると、
中学受験生の間で
「志望校はどこ?」と聞いてくる小学校の友達がいて
困るという話を生徒さんから聞きます
まさに中学受験あるある。
小学校によっては、徹底している学校もあって、
お友達同士で、志望校を聞くのは辞めましょう!と
予め学校の先生が気を遣ってクラスの生徒さんに
お話をしてくださっている学校もあるようです
有難いな、と思います
自分は高校受験も担当しているので、
ここは、中学受験と違うところだな、と毎年思います。
高校受験では、中学3年生たちは、
「志望校どこ?」なんて聞きません。
みんな、それぞれの立ち位置で勉強している
聞いてしまう小学生。
でもそれってやっぱり
「幼さ」だと思うのです
中学3年生と小学6年生
この数年の違いって、とても大きいです
小学生は、
カードゲームのように偏差値を言い合い
上だ下だと話をします
でも。
中学生にもなれば、
そんな単純な話ではないこと
分かってくるのです
また、大人の弊害もあるように思います
「志望校どこ?」と聞いてくるお友達の保護者の方が
お友達の志望校を気にしていたりして、
「○○さん家、〇〇受けるらしいわよ」という話が出てきてしまう
子どもは大人の鏡
この時期は、特に
「そんな志望校聞かれても、答えなくていいんじゃない?」と
こちらは言います。
いま中学受験を控え
小さな体に大きなプレッシャーを子ども達は背負っています
その子たち、一人ひとりが少しでもいい状態で
受験へ向かっていけるころ、心から願っています
そして大人はそうやって頑張っている子ども達を煽る存在ではなく
心から応援してあげる、見守っていけるそういう立ち位置で
いければと思います