今日受験小5の授業後のことです。
ある生徒さんから
「先生、勉強が好きになれません」
と突然声をかけられました

とは、いうものの、よく
授業でも頑張ってくれている生徒さんです
話をしていく中で

「無理やり、好きにならなくてもいいよ」
という話をしました

「サッカーが好きだったり、
 野球が好きだったり、
 絵が得意だったり、
 好きなものがはっきりしているように、
 嫌いなものもあると思う」と

「それが勉強でも不思議じゃない」と
そんな話をしました

その生徒さんは、「あれ?」という顔をしていたので

「でもね…」と

「算数の問題が解けていて、嬉しいという瞬間はある?」
と聞くと
「ある!」と。

「社会で知らない事が分かって、面白いと思う事はある?」と
「ある!」と。
「それでいいんいじゃない?」

「勉強が嫌いでもいい。でも、そういう瞬間を一つ一つ
 大切にしてほしいと思う」
「そういう小さなヤッタ!とか面白い!が積みあがっていくと
 嫌いが、そこまで嫌いじゃない、普通になるかもしれないよ…」
 と。

最後は、そう思えるまで一緒に頑張ろう。
そんな話をしていました。

受験をしたいと思う子でも、
「勉強」が大好きという子は少ないと思います、
それでも宿題があり、課題があり、、、、

「大変だな、やだな」という思いもありながら
真面目に日々頑張っているからこそ、
今日のような言葉がホロリと出たのかな?と感じました。

嫌いでもいい。
でも、少しずつでも「好き」を
積み重ねてもらえたらと思います。