12月に入りました!

受験学年は、今年の残り少ない時間を
使い、それぞれが過去問に取り組んでいます

だいたい、過去問は
3種類ほど仕上げていきます

・安全校
・実力相応校
そして
・チャレンジ校

です

わたくし共が「チャレンジ校」
と呼んでいるのは、例えば模試などで
合格確率50%未満の学校です

本命が、
「実力相応校」の子もいれば、
「チャレンジ校」の生徒もいます

「実力相応」であれば、平均して
模試で50%以上を取っている学校

このレベルの学校であれば、
過去問を解いていても、学校側の出す
「合格最低点」に届く事ができ、
もし、足りないとしても10点前後というところです

ただ、「チャレンジ校」となると
なかなかそうはいきません

合格最低点から30点も下回ることも
多々あります

中学受験でも
高校受験でも
自分の行きたい学校の合格最低点にいかない

ましては、30点以上も開きがある、
となると

大抵の生徒はひるんでしまいます
志望校を変えようかな、
もしくは、やっぱり難しいや…
などなど

それでも、きちんと
解き直しをすることができるか、
復習して自分のものにできるか、
ここが勝負になってきます

そこでどこまで
気持ちを強く持って
取り組めるか
踏ん張れるかは、

どれだけ
その学校に入りたいか?
という気持ちに比例するように
思います

今の自分のレベルを
超えなければならない

まさに「革命」を
起こすぐらいの気持ちで
挑む必要が出てきます

今日も、高校受験の生徒さんで
過去問の点数を
見せに来てくれた子がいました

今まで苦手だった、
英語が伸びて
それまで点が取れていた
国語が伸び悩んでいましまったとの事

その生徒さん、曰く
「何かが上がると、何かが下がる」
と。

いや、違うよ、という話をしました

「一方が上がったから、一方が下がったのではない、
ただ、点が取れなかっただけだ」と

その発想を変えていこうよ、と

これから
どの教科もできた!という事だって
出てくるかもしれない

けれど、もしその時も
プラスマイナス、ゼロ、の発想でいってしまうと
次の過去問は悪い、という発想に
なってしまうよ、と

きちんと、やり続けたら
プラス、プラス、プラス、
はありうると

マイナスなのは、
ただ足りないだけだよ、と

「革命」を起こせるか

それは、ただ得点だけでなく
その「どう考えるか、取り組むか」の
発想も大切になってくるように思います

彼ら、そして彼女たちが
大きくジャンプできるよう
明日も一緒に取り組んで参りたいと
思います

(文責・林マ)