冬期講習10日目に入りました

青藍学院は3階にあります
小学生の生徒さんはいつもこの階段を
軽やかに駆け上がってくる生徒さんが多いのですが
今朝は違いました

朝、ゆっくりゆっくり
一段一段
まるで山頂前の一番キツイ登り道を上がるかのように
一歩一歩踏みしめて上がっている小学生の姿が

声かければ小6の受験生

さすがに10日目となると
疲れが溜まってきているのでしょう
「この階段がキツイです…」
と言いながら一緒に上まで
あがっていきました

朝の9時。
そして夜の8時半まで。

授業だけでなく、自習を含めると
多い生徒さんは実に11時間半近く
塾で勉強していることになります。

それを10日間。
実に110時間を超えていると思います…

ただ、歯がゆいのは、
この姿がご家庭の保護者の方には
なかなか伝わりにくいことです

塾では、自習室では私語厳禁。
そして授業中も集中して授業をしていますが、
家に帰ればリラックスタイムで

保護者の方が目にするのは、
のんびりしたり、
ゆっくりしている受験生の姿だけだから
だと思うのです・・・

塾で出る課題は、
小学6年生で8項目近くでます

毎日課題に追われる中で
授業も受け、
テストもやり、
宿題もやって、
課題もやって
自習もする

1日をこなすだけで
精一杯
だと思うのです

ご家庭から見える受験生の姿と
私どもの前で見る受験生の姿

それは、
見ている部分が
または見えている部分が違くて当たり前だな、と思います

お母さんにだから
甘えられること
愚痴をいえること
沢山あると思います

デリケートな時期にきました

是非、そこは、
思わず
「何を言っているの、もう時間がないのだから勉強しなさい!」ではなく

「そうだね、大変だね」と
まずは一緒にその愚痴でも大変さでも
共有してもらえたら、と思います

子供達が聞きたいのは、
正論ではなく、
味方になってほしい、
肯定してほしいという気持ちだと思うからです

いよいよ冬期講習も残り1日となりました

最後の1日まで
どうぞ、宜しくお願い申し上げます

またご参加いただいている皆さん、
お待ちしております!

(文責・林マキコ)