今日は週末に模試を終えた受験学年小6との
授業がありました。

ほぼ毎日顔を合わせている為か、
少し顔を見てないだけで、
ずいぶんと会ってないような気になってしまうのは、
それだけ、頻繁に自習室や塾に子ども達が
通ってきてくれているからかもしれません。

模試を終えての総括などしていたのですが、
途中、ある生徒さんが、忘れ物について
聞きたいことがある、と。

その忘れ物の特徴を言う時の
言い方が、とても受験生らしくてユニークでした。

というのも、
その忘れた物についている模様
「扇形から、三角形を引いた、あの模様です」と。

正直、一体どんな?と
はてなマークが浮かんでいたのですが、
すぐに、
「先生、ほら!図形でよく出てくる問題の
あれだよ!」
とホワイドボードに書いて伝えてくれた生徒さんもおり…

書かれた図形を見て、
なるほど、と。

もう受験学年にもなると
日常の形さえも、
算数の問題のように表現してしまうのだな、と
密かに関心しておりました。

さて。
いよいよ明日、模試の結果が
いち早くネットにあがるそうです。

期待や不安
いろいろな思いがあると思います。

それでも。
まずは、その1回の結果に
一喜一憂しないで欲しいな、と思います。

良かったら喜べばいい。
でも、悪かったら…。

自分としては、必要以上に落ち込まないで!
と子ども達に伝えています。

それよりも、
今、現時点の自分の状況が
何がよくて、
何が不足しているのか、

分析して、そこから対策を練った方が
ずっといい、と。

ダメ出しよりも、
その1回を受けて、
どれだけプラスに反転できるか?

ここが模試の本当の
醍醐味なのだと思います。

何も、落ち込む為や、
お子さんを追い込む為に、
模試の結果はあるのではない、と思います。

数字はある程度、
事実を告げるかもしれません。

でも、その見えてきた出て来た数字を
受け止めて、
次にどうアクションに移していくか、
そこが大事なように感じるのです。

1回1回の模試、
いい所をさらに伸ばし、
そして、苦手なところを克服する

そんな一つの踏み台として
見ていけたらと思います。

皆さん、一緒に頑張っていきましょう!

(文責・林マキコ)