「思い込む」
この力をどう使うか?

今日は、受験学年の生徒さんと
分からない問題を一緒に解いていて
改めて、考えさせられました。

絵を描く時、
自分の心の中に‘見える’ビジョンを
形にしていくこと

これには、どこか「思う」力
「思い描く」力が
必要になってくるかと思います

例えば問題を解く時

上手くこれが作用すれば、
「この問題は解ける!」
という自己暗示に繋がるのですが、

違う方向にいくと
「難しい、無理、できない!」
と手が止まってしまう。

今日も、質問に来たものの
ヒントを出さなくても
最終的に自分で解決できる、
そんな状況である
生徒さんがいました。

やるだけの問題は解いてきている
それは、難しさや量についても言えること
でも、最終的に自分がやって来た
「力」を信じることができなければ
問題を「解く」力に至らない。

最終的な「ツメ」の段階
とでも言うのでしょうか?

「自分を信じる」
というのは、大人でも難しい事だと
思うのですが

時間が迫って来た受験生にとって
「自分のやってきた事を信じて、取り組む」
という事が「勉強」という事実を積み重ねるのと
同じぐらい、大切な時期になってきているように
感じます

毎日、子ども達と一緒にいて
昨日泣いていた子が
今日、笑う
そんな瞬間に出会う事があります

限られた時間
瞬間ごとに変化する状況
変わろうとする自分
もっと成長しようとする自分
そして、動く点数

何とか一つでも状況を変えようとするから苦しい
でも、まだ変化できると思って頑張る

まだ、伸びる
まだ、できる

子ども達だけでなく
関わる私達も、最後まで
その「変化する子ども達の力」を
「信じて」いくこと
大事だなと感じます

その瞬間、瞬間に立ち会いながら
明日も共に乗り越えていきたいと思います

(文責・林マ)