ダイエット中であれば
一番の誘惑は
甘いケーキ

かも、しれません

では、受験生にとって
一番の誘惑は何でしょうか?

それは、友達とのline
または、マンガ
はたまた、ドラマ、バラエティー番組
ネットサーフィン…

塾で長時間勉強をして来て
疲れてそのままテレビを見てしまう
というケースも
少なくないのではないでしょうか?

子ども達の理屈は
「塾で沢山やって来たのだから
少しぐらい自分の時間が欲しい」
「ちょっとぐらい、フリータイムがあっても
いいじゃないか…」
というものが挙げられます

自分はやるべき事はやってきた
だから、少しぐらい自由でもいい

それは、どこか
お父さんが、ビール片手に
ナイタ―を見るのを楽しみにするような、
そんな感覚に似たものがあるのかもしれません

お父さんは、ご家族の為に
お仕事をされているので、
受験生と比較するのは、論外かもしれませんが…

この「放電タイム」を
どうするか

ここがポイントになってくるように
思います

お子さんの中には
「放電タイム」など必要なく
真っすぐ走って行ける生徒さんもいるでしょう
そんな時間は勿体ない!と
隙間の時間を惜しんで勉強できるお子さんも
いるでしょう

しかし、
もしそうでないとしたら?

残された時間をどう使うか
それは、大きな課題になってきます

時間が勿体ないから、自由時間を全て禁止する
それも一つかもしれません
でも、「放電タイム」(自由時間)を必要と感じる
お子さんの場合

禁止が強ければ強いほど
今度は、保護者の方の見えない所で
隠れて見る、時間を取る、
という事がでてくるかもしれません

それではどうしたら、
いいのか?

これはご家庭でも、
そしてご本人も、
どうしても必要と
感じた場合は、

「目に見える形でのルール作り」

これが一つではないかと思います

曜日を決める
時間を決める
決めるのは、なるべくお子さんに
決めさせる。

決めた事は親は口を出さない
但し、上手くいかなかった場合は
「放電タイム」の縮小を図る

そのルールをお互い
確認した上で時間枠を作る

中学受験では特に
ご家庭内でのルール作りが
大切になってくるように思います

できる事ならば
寝る直前まで勉強して欲しい
受験生をお持ちの保護者の方は
そう思われるかもしれません

受験生としての意識が強烈にあれば、
それが可能かもしれない
でも、なかなかそうはいかないから
皆さん、悩まれるのではないか
と思うのです

偏差値を上げる事は
確かに必要です

ただ同時に、受験生としての
「意識」そして「気持ち」も育てていかないと
最終的に「誰の」受験なのか
「何の」ための受験なのか
分からなくなってきてしまいます

お子さんが元気よく
活き活きと通える学校に合格できること

それはどのご家庭でも
願っていらっしゃる事なのではないかと
思います

子ども達の笑顔を思いながら
明日も、子ども達と一緒に
勉強していきたいと思います

(文責・林マ)